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PXI-H990開発エンジニア 04/06
サウンドシステム製品開発部 中村清志 「新時代の車室内環境創造のためのコアシステムとして、最高レベルの機能と音質での開発をめざした。」
未来にも通じる車室内空間の創造。多機能、高音質の背景には設計者の思いが込められている。
このマルチメディアマネージャーPXI-H990は、DVD-Audioなど最新メディアへの対応、ロードEQなどのリアルタイム自動音響補正、そしてTCRや16chシステムへの拡張に代表されるさらに進化した調整機能など、現在実現できる最高の車室内音響制御、まさにマルチメディアのマネージメントを行なうオールマイティユニットなのです。
機能、音質面だけでなく、内部のデジタル回路設計でもトレンドの先端を走っています。一例を挙げれば、コアデバイスについて、現在コンピューター分野で主流となっている低電圧動作(従来3.3V→1.2V)部品を採用しています。低電圧動作設計では、低発熱・低電流による回路の高集積化、高速化などが図れ、より高精度な処理が可能となります。これもマイクロダイナミクスによる設計思想の具現化の一つです。前作のマルチメディアマネージャーは、当時要求された「スタティックな車室内環境」においては、最高のマネージメントユニットだったと言えます。これに対して、新マルチメディアマネージャーは、常に変動するダイナミックな車室内環境に対し、リアルタイムで理想の車室内音響を作りあげていくという、これからの時代に欠かせないシステムコアに初めて届いたと考えています。
設計者としてはあらん限りの高度な機能を盛り込んだつもりですが、それがきちんと御活用いただけているか、作り手としては気掛かりです。たとえば16chまでのシステム拡張など、当初、御客様がそこまで使われるか疑問と思いつつも最高レベルの機能として設けたわけですが、感動の追求に熱心なショップ様のデモカーなどで実際に見事なまでに活用されているのを見ますと、エンジニア冥利に尽きるといいますか、最高の充実感を感じます。
自分だけのシステムを自在に組み上げることができる、オールマイティシステムを実現できた新AlpineF#1Status。その最高に贅沢なモービルメディアの世界を、一人でも多くの皆様に味わっていただきたいと願っております。
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