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Road EQ開発エンジニア 01/05
サウンドシステム製品開発部 伊勢 友彦 「ロードノイズを克服し車室内音響を革命するRoad EQ開発。それは、カーオーディオの宿命からの解放だった。」
次世代カーオーディオ必須の機能とするべく技術者のチャレンジ精神に火が点いた。
車室内音響ではロードノイズがつきまとうことはいわば宿命です。では、この問題をどのように解決するか。その試みは、従来より行なわれて来なかったわけではありません。走り出すと自動的に音量が上がったり、ノイズをあらかじめ見越して音響補正のイコライジングしておくなどの仕組みがありました。
しかし、これらの機能は、現在、定着していません。その理由はというと、人間の耳はたいへん敏感ですから、どうしても違和感があったんですね。たとえば車が加速していく時、音量がワンテンポ遅れるように上がり、停止するといかにも遅れてゆっくり下がっていく。あるいは、固定した音響イコライズでは、ノイズの変化は考慮していないので、音のバランスがどうしても不自然だったのです。
車室内音響において、ノイズの影響を解消する事は、まさに革命的なことなのです。Road EQも、構想からAlpineF#1Statusへの搭載までに10年以上の歳月を要しました。技術者として、心血注いで築き上げた技術、それがお客様に受け入れられない、評価いただけない事ほど残念な事は有りません。ですから、これは手掛ける以上、一度使ったら、もうこの機能がないとカーオーディオが聴けないという機能にしよう。そんな意気込みで取組んできました。私は学生時代、補聴器の研究を行なっていまして、音を聴き取りにくい状態で、いかにより聞きとりやすくするかということは、いわば私のライフワークにも近いものでした。その意味で、Road EQの開発はたいへんチャレンジャブルであり、当然、燃えましたよ。
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