| オーディオは、回路を設計図どおり組み上げれば完成する、と思われるかも知れませんが、実はそこからようやくスタートする音の挑戦があります。例えるなら、オーケストラ団員が一堂に会してから、楽器間のチューニングや音のバランス、音楽的アンサンブルを追求するようなもので、ここからの追い込み行程で、最終的なアルパインサウンドの性格が決め込まれていくのです。その意味で、AlpineF#1Statusの音を決定するアンカー役として、我々サウンドマイスターの責任はずっしり重いのですが、やりがいは大きいのです。プレス関係者の方々へのお披露目まで、あと数時間に迫った午前0時を回っても、少しでも「いい音」へ追い込みたい我々としては音の調整に余念がなく、オーディオ評論家やプレスから喝采をもって迎えられた時は感無量でした。 |